Le Orme 大傑作4th 英語ヴァージョン含むDX盤二枚組「フェローナとソローナの伝説」 リマスター特殊仕様限定輸入盤 未開封新品。

御存知！Le Orme 大傑作4th 英語ヴァージョン含むＤＸ盤二枚組 「フェローナとソローナの伝説」  リマスター特殊仕様限定輸入盤 未開封新品でございます。

紙ジャケット仕様とも捉えられる三面開き仕様の特殊仕様となります。



内容は言わずもがな。ラインアップはTony Pagliuca（Key）、Aldo Tagliapietra(Vo、B、G)、Michi Dei Rossi(Ds、Per)となります。



同じキーボードトリオという事もありイタリアのEL&Pと誤解されるこのLe Ormeでございます。


確かに影響はございますが、EL&Pの様なハイテクで個性が強い演奏者のエゴが前面に出る音楽性や前衛性・現代音楽性は非常に薄いもの。その強烈さとは異なるシンフォニック系の音楽性でございます。


ハイテク感はございませんが、整った楽曲やメロディアス重視で一連のイタリアン・プログレッシヴ・ロック全盛期(PFM、Banco Del Mutuo Soccorso等)の流れにある音楽性のバンドと捉えるべきではなかろうか？と存じます。
またフランスの名バンドAtollに近いメロディアスさの感もございます。



Tony Pagliucaの演奏はクラシカル/シンフォニック重視のメロディアス系、Aldo Tagliapietraはヴォーカルを主体とする演奏でございます。

Michi Dei RossiはCarl Palmerと同じくジャズ系の影響が強い演奏者ではございますが、ロック色の強いものでそれを軸としてバンドアンサンブル重視の感がございます。


キーボード主体ではございますが、オーケストレーション重視でヴォーカル重視。トータル作という事もあり、舞台芸術的な感もございます。

（PFM、Banco Del Mutuo Soccorso、Arti E Mestieri等の様な）ハイテク系ではございませんし、決して器用ではございませんが、イタリア的な抒情性を湛えた楽曲やメロディアスさが目立つ楽曲重視の非常に興味深い作風となっております。


但し、前述の同時代の名バンドに比べ「地中海音楽」の民族音楽的なアクの強さはなく、非常に解り易さが伴う事がミソ。イタリアン・プログレッシヴ・ロックの好サンプルの一つとして挙げられる事がお分かりになられると存じます。




こちらは、かのPeter Hammillによる英歌詞を伴う再録音ヴァージョンがメインとして納められております。そもそもイタリア語ベースに制作された作品という事もあり、オリジナルヴァージョンが自然な感がございます...............
但し、Le Orme自体がシンフォニック色の強い音楽性という事がございます。言語リズム絡みとはちと離れたものとなりますので、他のイタリア系程の違和感はないと存じます................................................





現在は入手が非常に困難。この機会に是非。




注：発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。