管理番号 | 新品 :16939496 | 発売日 | 2024/06/13 | 定価 | 8,260円 | 型番 | 16939496 | ||
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2年ほど前に30~40個くらい落札していただいたトゥルーバイパスキットですが、久しぶりに知人のエフェクターに搭載した際に少し余分にパーツを手配いたしましたので再度出品いたします。
前回出品した際に落札者様より多くのリピートをいただきまして、複数個でのリピートが多かったためこちらは3個セットでの出品です。
コロナ禍や円安の影響で電子パーツが大分値上がりましたので、当時より少し値上げさせていただきました。特にPICが値上がったり手配が難しくなったりしたためPICの型番変更をいたしましたが、当キットの性能に変わりはございません。
なお、リレーがディスコンになってしまったため、うっかりどこかで安く入手できたりしない限り今回で最後となります。
今回も宜しくお願い致します。
以下説明文となります。
小型ラッチングリレー採用の超小型(約2㎝×2㎝)のトゥルーバイパス用のリレーキットです。(写真のキットを3個お届けいたします。)
写真にあるエフェクター本体や一円玉は付属せず、写真2のバラバラのパーツと説明書のみとなり、落札者様ご自身で組み立てていただく必要がございます。写真1は組み立て時の例となりますので、お手元にはバラバラの状態でのお届けとなります。(写真は使いまわしのためPICは12F683になっておりますが、現在は12F635となります)
以前、知人のプロミュージシャン(ギタリスト)から相談を受けて作ったものですが、基板発注の際、1個作ってもたくさん作っても料金がほぼ変わらなかったので無駄にたくさん作ってしまったため必要な方にお分けいたします。
BOSS等の電子スイッチタイプのエフェクターのトゥルーバイパス化や自作エフェクターにお使いいただけたらと思います。
特にBOSSのトゥルーバイパス化では、BOSSのスイッチをそのまま利用して内部のリレーを操作するため、見た目を変えずにトゥルーバイパスにすることが可能です◎(すべての機種に使えるかはわかりませんので改造は自己責任にてお願い致します。)
その他、昔の電子スイッチ式のエフェクターで「エフェクト音はいいんだけどバイパス音が・・・」と言うエフェクターにもおすすめです。
作製は難しくはないですが、小型のためハンダ付けがしにくく、隣のパッドが近いため意図したところではない箇所にハンダが付いてしまう可能性あるので、失敗したときに綺麗にハンダを除去する技術が必要かと思います。
また、写真3の私がてきとーーーに書いた説明書のみでわかる方のみお願い致します。(完全ノーサポートとなりますのでご了承ください。)
PICマイコン・リレー・三端子レギュレーターはテスト用の基板で実動テスト(レギュレーターは電圧も測定)、コンデンサーとダイオードはパーツテスターにてテストした物をお届けいたしますのでパーツ不良の可能性は低く、ちゃんと動かない場合は製作ミスを疑ってください。
写真は使いまわしのためパーツのロットやICフォーム等が違う可能性ありジャンパーも長さは適当で、説明書も若干の変更があるかもしれません。
厚手の両面テープをお付けいたしますが100均の厚手の両面テープを貼り合わせて厚さをかせいだ安物で、綺麗に張り合わせられていない可能性が高いですがお許しください。またテープもその時によって違うかもしれません。
猛暑のため両面テープとパーツを一緒に入れて発送すると、パーツに粘着剤が付きそうな気がするのでパーツとは別の袋に入れて発送いたしますが、気温で両面テープがダメになってしまった場合はお許しください。百均の「強力スポンジ両面テープ 幅20mm」と言う厚手の両面テープを2枚重ねにしたものですので、ダメになってしまっていた場合はお手数をお掛けしますがご自身で購入していただけたらと思います。
もちろん別の両面テープでも大丈夫ですが、それなりに厚さがないと半田が両面テープを突き抜けてシャーシとショートする恐れがありますのでお気を付けください。
付属の両面テープやその他厚手の両面テープを使った場合も、取り付けの際にグッと押し付けた時にショートする恐れがございますので、取り付け時は電池を外した状態での取り付けをお勧めいたします。
またパーツの足が曲がった状態で届く可能性がございますがそちらも修正してお使いください。
電池使用の場合は電圧が下がると誤作動の可能性がございます。
写真4と6は試しに知人のBOSS OS-2をトゥルーバイパス化してみた写真となります。
全て同じかはわかりませんが、電子スイッチの場合はスイッチとして使われているFETを除去の上、個所によってバイパスさせてあげる必要がございます。
「今回試しに使ったOS-2の場合は」、となりますので全部に当てはまるかはわかりませんがポイントだけご説明しますと、電子スイッチ回路は写真5の回路図のようになっておりまして、スイッチのGND側ではない方をたどっていくとトランジスタ2個と抵抗数個、コンデンサー数個で構成された個所に行きつきます。(実物だと写真6の双安定マルチバイブレーター回路と書いている個所にあたります。)
この2個のトランジスタのコレクタをたどると1MΩ(OS-2では)の抵抗の後に、ダイオードとFETが組み合わさった個所がありますので、それが電子スイッチとなります。(ダイオードとFETが必ずしも近くにあるとは限りませんのでお気を付けください)
片方のトランジスタには1組、もう片方のトランジスタには2組の「ダイオード+FET」がありましたので、3個ともFETを外し、1組しかない方は外すのみ、2組ついている方はFETを外した後にドレインとソースをジャンパーでバイパスする必要がありました。
その他、LEDも外してリレー基板に着けなおす必要があります。
他にもオーバードライブやディストーション等の簡単なエフェクターなら問題なくトゥルーバイパス化できると思います。
ちなみにこの基板を作る元になったプロミュージシャンからの相談はエフェクターのトゥルーバイパス化ではなく、古いフェイザーにボリュームを付けたいとの事だったのですが、回路を見たところトゥルーバイパスにしないとボリュームを付けることができなかったのでこの基板を作りました。
なので、トゥルーバイパス化が目的ではない場合にも使えるかもしれません。
発送は宅急便コンパクトの出品者負担にて発送いたします。
できるだけ早い発送を心がけますが、即決価格のためタイミングによっては若干のお時間をいただく可能性があります。
電子工作キットとなりますので、ノークレーム・ノーリターン・ノーサポートにてお願い致します。(パーツはテストした物をお届けいたしますので、初期不良の可能性はかなり低いと思います。)
では、宜しくお願い致します。