660【鎌倉時代】古銅 火焔宝珠形 舎利容器 如意宝珠 仏教美術 出土品

釈迦の遺骨を崇拝する舎利信仰は、仏教伝来以来、行われていました。国分寺では、五重塔が設けられ、五重塔は、舎利殿でありました。鎌倉時代になると、寺だけではなく、有力な個人の自宅に舎利容器を安置して、祀るようになったらしいです。舎利といっても骨ではなく、骨に見立てた宝石やガラス玉でした。黒々とした銅の古色が魅力です。土中していたものが発掘されたもののように思われます。

【サイズ】
 胴径8cm  高さ13cm

【その他】
底の縁にに欠けている部分があります。元々、本品には銅製の火焔の作り物があったと思われますが、欠失しています。台座があったと思われますが、なくなっています。黒土が内部にこびりついています。

【入札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。

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