管理番号 | 新品 :11815124 | 発売日 | 2024/07/26 | 定価 | 11,000円 | 型番 | 11815124 | ||
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御存知!ユーライア・ヒープ 全盛期ラインナップ最後の傑作 隠れ名盤「夢幻劇」 日本独自リマスター紙ジャケット仕様盤 未開封新品でございます。
かのK2HD MASTERING方式採用の日本独自リマスターでございますが、(母国リマスターのアップグレード版ではございますが)くっきりとした音像でアナログ的な厚みがございます。非常に良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。ラインナップは、Mick Box(G)、Ken Hensley(Key、G、Vo)、故David Byron(Vo)、Lee Kerslake(Ds、Per)、故Gary Thain(B)の全盛期となります。
ゲストにJose Gabriel(Syn)、Michael Gibbs(オーケストラアレンジ担当、英国ジャズ/現代音楽系のトロンボーン/鍵盤奏者として知られる)となります。
1974年1月~3月 ドイツ・ミュンヘン かの”Musicland Studio”(Deep Purple、Rainbow、Led Zeppelin、Electric Light Orchestra、Iron Maiden等々の作品制作で御馴染み)での制作となります。
(後にElectric Light OrchestraやQueenで名を馳せる名プロデューサー”Mack”がアシスタント・エンジニアで関わっている模様でございます)
傑作で同じく全盛期隠れ名盤「Sweet Freedom」リリース後、半年で制作・リリースというハチャメチャなスケジュールで制作されたという驚きの経緯を持つ傑作でございます。 ブリティッシュ・ロック界屈指のリズム隊とも言えるテクニカル系で作曲・アレンジにも絡むリズム隊を含む全盛期ラインナップという事もあり、非常に創造性溢れる楽曲や演奏・アンサンブルで充実した内容となっております。
但し、異様なスケジュールだけにバンドが相当疲弊しており、(音楽的な落ち着きはあるものの)楽曲・アレンジが以前の大傑作程の冴えが無い感がございます。
そもそもKen Hensleyがアコースティック・ギターでアイデアを聴かせ、皆で楽曲を練り上げる(これがかのThe Bandと同じく、作曲クレジットの不公平感に繋がるのですが.....)という作曲制作のパターンの模様でございますが、
作曲面がKen Hensley中心に特化され過ぎる・作曲面で貢献してもクレジットされない、という問題がプロデューサー絡みで以前から燻り始めており、それの解消でしょうか?共作が目立つものとなっております。
バンドが疲弊し確執云々とバンド内トラブルを抱えた末期とは言え、 何せ全盛期。
どの様なアイデアでも質の高い楽曲に仕上げる事が出来たという創造性に溢れたラインナップでございますので、(隠れ名盤とは言えど)クオリティは抜群でございます。
(英国・米国では以前程ではないにせよ結構なヒット。ヨーロッパ/北欧圏では大ヒットの模様)
されど全盛期ラインナップ末期で崩壊と衰退へと向かう感覚も前作と同様感じられるものでございます..................................................音楽的な落ち着き感とは裏腹に.....................................
(後に加入する故John Wetton在籍時King Crimson楽曲”Easy Money”的な要素が聴かれる楽曲が後の故Gary Thain脱退を予見させる感も......................................)
非常に創造性に溢れた時代ではあるものの、異様なハードスケジュールとそこからくる逃避から起こるミュージシャンならではの私生活問題、そして音楽貢献のあり方の問題で衰退していった事が悔やまれます...........
ツアー末期に健康問題から故Gary Thain解雇(その後間もなく死去)。全盛期ラインナップはあっけなく崩壊となります........................................
King Crimsonが理不尽に解散、Roxy Musicに加入し活動していた故John WettonにLee Kerslakeが居酒屋でバッタリ出くわし、「暇か?ツアーを手伝ってくれないか?」と加入を要請。
「キャリアを積みたかったから」と承諾しあっけなく故John Wettonは加入(...........何だかねえ...............)。
ツアー後、起死回生作となった大傑作「Return to Fantasy」制作へ繋がる事となります.......................................................
ボーナス楽曲は、シングルB面楽曲にデモ制作のみで本編制作からは外された楽曲(但し、出来と音質は非常に良い)、長編別ヴァージョンそして時期的に非常に貴重なライヴ音源という非常に質が高く、非常に興味深いものとなります。
録音や音質の有り方が印象を大きく変えている感が非常に興味深いものでございます...........................................
現在では大手レコード会社の世界的再編により日本での配給が変更となり、この日本独自リマスター方式のこのカタログは廃盤。よってこの紙ジャケット仕様盤は入手が非常に困難でございます。この機会に是非。 注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。