管理番号 | 新品 :21656076 | 発売日 | 2024/03/04 | 定価 | 8,390円 | 型番 | 21656076 | ||
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カテゴリ |
魔鏡(まきょう)は、平行光線(太陽光がいい)から反射すると、反射面のわずかな歪みにより反射光の中に濃淡があらわれ、像が浮かび上がる鏡(特に青銅鏡)である。https://ja.wikipedia.org/wiki/魔鏡#
原理:
青銅鏡の鏡面にわずかな(近くでは容易にわからない程度の微細な)凹凸があるため、日光の平行光線 などを反射させると、凸の部分では光が散乱し暗く、凹の部分では収束し明るくなり、その結果として文様が現れる仕組みである。凹凸が微細であるため、近くでは通常の鏡に見えるが、反射光を当てる先の距離を数メートルほど長くすると文様が見える。
製法:
青銅で鋳造された鏡の鏡面を研磨する際、ある一定以上の薄さになると研磨の圧力に耐えられなくなり鏡が微妙にしなる様になる。銅鏡面の裏側に文字や像などの凹凸があると、厚みによってしなり加減が異なってくるため、鏡面側に極めてわずかな凹凸を生じさせる。これが平面鏡の中に凹凸が組み込まれていく原理である。
歴史:
古くは中国大陸の漢時代から存在した。現在確認されている最も古い魔鏡は紀元前1世紀頃、前漢時代に作られたとみられる「透光鑑」と呼ばれる鏡である。中国では古代の透光銅鏡は非常に貴重な宝物とされ、高官貴人に追われ、古代では稀代の宝物だった。
前漢の見日之光透光銅鏡 https://zh.wikipedia.org/zh-tw/見日之光 。銘文「見日之光、天下大明」。
伝承としては、317年頃の晋にて葛洪が書いた『抱朴子』に魔鏡らしき記述が有る。また『日本書紀』の第五段の一書の1では、伊弉諾尊が、左手で白銅鏡(ますみのかがみ)を持ったときに大日貴(天照大神)が生まれた、という記述が有る。日本では古墳時代の三角縁神獣鏡で魔鏡の現象が確認されている。17世紀に入ると隠れキリシタンの間で隠れ切支丹鏡が作られ、禁止されたキリスト教の十字架やマリアなどを隠したまま浮かび上がらせ、それを崇拝してきた。
直径7.4cm(2.5寸)。
鋭利なもので傷をつけないようにしてください。鏡面は乾いた状態に保ち、手で鏡面に触れないようにしてください(汗や塩分はサビの原因になります)。中性洗剤で洗浄し、必要に応じてきれいな水ですすぐことができます。
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