管理番号 | 新品 :44362728 | 発売日 | 2023/11/19 | 定価 | 9,000円 | 型番 | 44362728 | ||
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桃山大判金は太閤秀吉公が京都桃山の伏見城に入城した慶長元年(1596年)より鋳造されました。江戸時代の大判金より古い室町大判金・安土大判金・桃山大判金の三種をまとめて、歴史家には「先三代大判金」と呼ばれています。
コレクター放出品です。表には秀吉公の生涯の出世を祈願する「千成瓢箪」が刻まれています(4枚目の画像)が、小判金より手が込んでいます。また、裏には太閤軍用金と同じ刻印(6枚目の画像)の他に朝廷より使用を許された数個の小菊花(7枚目の画像)が刻まれ、その数によって発行年が特定できるそうです。汚れや細かな傷があります。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(2枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が付属しませんので非金製品として出品させていただきます。ご納得いただける方のみご入札ください。木箱は商品に含まれますが、大判金一覧表は含まれません。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
<ご注意>先三代大判金は、先三代小判金の延長上にありますが、まだ全貌が未解明です。このまま出品するのも抵抗がありますが、とりあえず入荷したものだけでも出品させていただくことにいたしました。
全貌が未解明とは、これが本当に大判金と言えるのかということです。共箱には確かに大判金と書いてありますが、小判金よりはひとまわり大きいという程度で、コレクターによっては、中判金と呼んでいる方もおります。つまり真の大判金は他にあるのではないかということです。今回はあくまでも共箱の記載に従っての「大判金」です。
今後の研究が大いに待たれます。