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珍品『古い鴨徳利(長さ18×高さ11㎝)』酒器 焼き締め備前風 検:越中小杉焼 三助焼

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管理番号 新品 :63608337 発売日 2023/11/17 定価 15,000円 型番 63608337
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珍品『古い鴨徳利(長さ18×高さ11㎝)』酒器 焼き締め備前風 検:越中小杉焼 三助焼

サイズは、口径3,3×高さ11×長さ18×底径4,7㎝です。経年の小傷はありますが、ダメージとなるようなホツやニュウはありません。美品です。形状や造りは「越中小杉焼」そのものです。古いものです。備前の土を使用した小杉焼の職人による作りだと考えられます。 鴨徳利とは鴨が水面に浮かんでいる姿をかたどった燗(かん)徳利をいう。焙(あぶ)り燗に用いる。通常の徳利を横に倒して、首だけを上向きにした形で、囲炉裏(いろり)の灰の中で燗が付けられる。 小杉焼(こすぎやき)は、富山県射水市小杉地区にて焼かれる陶器である。 1816年(文化13年)頃から1897年(明治30年)頃までの約80年間にわたって、初代高畑与右衛門以来、4代にわたって焼かれた京焼系相馬焼風の焼き物である。小杉焼の釉薬は銅青磁釉と飴釉による色合いが特徴で、特に「小杉青磁」と呼ばれる緑釉の一種は淡い緑色の発色をしており、緑釉の代表である織部釉とは一味違う色合いを呈する。 小杉焼の窯跡は黒河二十石字箕輪、戸破、上野、茶屋町の4箇所で、なかでも戸破窯は多くの生活雑器を生産したものの、他産地の陶器の流通増大に伴い、1888年(明治21年)4代目で生産は途絶えた。昭和期に入ると、小杉焼復興運動が興り、戦時経済統制会社の富山県陶磁器工業株式会社小杉分工場工芸部門として片口窯、横掘一之による横堀窯などが続いた。現代では、陶芸家池上栄一が「小杉焼栄一窯」として制作活動を続けている。

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