Shibasokuの自動歪率計 ７６０E/1（５０Hz、６０Hz対応の特殊仕様）を出品します。
内部に５０Hzと６０Hｚの専用基板が入っており、５０Hz、６０Hz、の２波長を自動切換えで歪率を測定します。
写真１は、５０Hz１Vの歪率0.18～0.228％の時、0.19％を表示しています。写真２は、６０Hz１Vの歪率0.19％の時、0.17％を表示しています。写真３は、１KHｚ１Ｖ（DTMにて測定）正弦波の実効値を1.0Vと表示しています。
写真のように、入力信号を自動的に識別し、５０Hz、６０Hzの歪率を正確に測定するとともに、他波長においては入力電圧の実効値を正確に読み取ることができます。

２メーター式の歪率計は実効値と歪率を同時に読みとることができるので便利です。真空管アンプを作る際には少なくとも１KHｚと４００Ｈｚの２波長を測定しますが、出力トランスの低域特性がこのあたりから変化するので、特にシングルアンプ製作時に低周波帯域の歪率が測定できるのは有難いです。スポット型の歪率計を使っておられる方にとっては、本器の低域特性の歪率測定は便利だと思います。