商品概要：1983年製FERNANDES FST-80のボディです。

1980年代前半、石ロゴ＆消えロゴ末期のストラト型ボディです。

1982年あたりから、Floyd Rose、もしくはFloyd Rose系のロック式ブリッジ搭載モデルが出始めたころのボディになります。

1984年に結構大きめなマイナーチェンジがあり、ボディはグレードにかかわらず3ハムザグリの4ピースとなってしまいますが、それまでは3シングル仕様は3シングルザグリ、2ハムモデルは2ハムザグリときちんと別々に製造されていました。

また、こちらのシングルPU3発モデルだけは舟形ジャック仕様になっており、ちょうど今現在1982年製FERNANDES RST60-66ボディを出品していますがボディの造りは全く同一です。

製造工場も同じ河合楽器になり、治具の使い方も全く同一の造りです。

またこちらはアルダーの3Pボディなのですが、カタログでは全く言及されてはいないのですがボディ材の感じもRSTシリーズ同様の北米産アルダーを使っていると思います。

何本かFERNANDES RSTボディは出品していましたが木材の感じが程同じで、また製造工程にしても白とか黒ボディならばわざわざ造らなくてもRSTとただの搭載ブリッジの違いならば、ブリッジ加工部だけ変えればよいだけで済みます。

ということでこのモデルはサイドジャック仕様のFST派生モデルというよりは、RSTボディをそのままFRT化したボディになっています。

色は基本中の基本であるブラックになります。

重さは1996gになります。


スペックは

ボディ材はアルダー3ピース。

ネックはつばだし22Fのレギュラースケール（648mm）対応。

ブリッジはFRT(ディフォルトはFloyd Rose FRT-3C)対応。

スタッド間は74mm。

PUザグリは３シングル。

ピックガードは11点止め対応。

カラーはブラック。

ジョイントはオーソドックスなプレート4点止め。

ネックポケットのサイズは、幅56.7mm、深さ15.9mmです。

コンディション：使用に伴う擦れや傷、塗装ハゲを伴わない打痕等ちらほらあり、それなりに使用感はあります。

とはいえひどい塗装はげや改造、木部の素人加工はなく程度はまずまずではないかと思います。

弾きこまれたまではいきませんが、それなりに40年物かなといった感じです。

送料：ゆうパック100サイズ。

河合楽器製造の造り、材ともによくできた個体です。