商品詳細 明治末期に日本民族=ギリシャ起源説を唱えた木村鷹太郎の最後の単行本『世界思想の源泉』です。昭和3年。最後の単行本なので、遺著と言うべきですが、実際には鷹太郎はこれから3年後の死去であり、また自身の「日本民族研究叢書」も数冊出ておりますので、最後の単行本と言った方が良いのかも知れません。余り売れなかったのか、中々出て来ないかと思います。
見返しに「藤井蔵書」印がありますが、これは戦後日猶関係研究会をしち藤井哲夫のものです。もともと、本書は装幀に色落ちがあるものご大半で、状態の良いものは殆ど見ません。本書も特に背表紙をメインに色落ちがあり、また巻末の広告に1頁欠があります。 
状態は画像をご覧下さい。扱っているのは、基本的に古本ですので、末尾の遊び紙に小さな古本屋の値札や、剥がし跡がついている場合がありますが、こちらは記載致しません。それ以外の状態表記とご理解ください。 
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