■『拍手喝采滑稽獨演説』のcompleteな精緻寫本です。寫本の主は墨で消してあるので不明ですが、墨蹟はあの小野道風も吃驚の流麗な筆運びです。而も最初から最後まで筆先が乱れる事無く、連綿と記されて居ます。寫しが完遂したのが「明治22年7月21日」と有り、更には「此の日曇る。寒暖計82度」と天気概況まで記して居ます。御覧に為って如何でしょうか？。明治期の人は達筆が多いです。
●該寫本は和綴じですが、題箋が無い為、私が現在出品中の原本表紙を拡大copyして、俄か作りのカバーの上から貼り付けたものです。少しは見映えがするかと想われます。無いよりマシです。(笑)
●時代物ですから紙質に焼けが有ります。
●最後の丁に若干蟲喰いの痕有ります。但し本文を阻害しません。神経質の方は回避下さい。
●寫本乍らお見事な筆蹟なので此の値段です。
●私の自己紹介欄は必ずお読み下さい。読まずに取引為さる方が居られますので、宜しく願います。